住宅型有料老人ホームの特徴とメリット・デメリットとは?

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子ども含め、誰からの支援も受けないで、自立した生活を送ることができていることから「自分はまだまだ老人ホームに入る必要なんかない」と考えている高齢者もいらっしゃることでしょう。

「何か起きたときに、高齢者である自分だけの単身世帯や夫婦の老後が何かと心配だな……」と考える方には「住宅型」の有料老人ホームを検討されるのはいかがでしょうか。

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住宅型有料老人ホームってどんなところ?

住宅型有料老人ホームは、介護度の低い入居者の多い施設で、どんな特徴やメリット・デメリットがあるのでしょうか。

住宅型有料老人ホームの特徴は?

住宅型有料老人ホームは、いろいろな生活の場面における援助やレクリエーションの他、思いもかけないことが起きた場合のサポートなどを受けることができる高齢者施設です。掃除に洗濯、食事、生活に関するさまざまな身の回りの世話をしてもらえます。また、外部のサービスを利用することにより、リハビリやカウンセリング、入浴・食事時の介護などのさまざまな介護サービスを受けられます。住宅型の有料老人ホームは民間企業によって運営されていて、基本的に60歳以上の自立した生活が送れる方から、軽度の要介護者まで入居することが可能となっています。

住宅型有料老人ホームに入居する際には、たいてい、初期費用である入居時一時金と月額利用料が必要になります。施設の場所や地域、設備やスタッフによって、初期費用は0~数千万円、月額利用料も12万~30万円程度と、施設によって、かなり差があります。でも、最近は、入居時一時金を無料として、月額利用料をやや高めに設定している施設も増えてきています。

住宅型有料老人ホームのメリットは?

有料型有料老人ホームのメリットとしては下記の5つがあります。

  • レクリエーションや行事が充実
  • 住宅型有料老人ホームでは、レクリエーションや行事などが週2回とか頻繁に行われているので、入居者同士が楽しくコミュニケーションを取ることができ、それにより、毎日の生活が活き活きとしてくるでしょう。また、そこで知り合った仲間とともに趣味を楽しむこともできますので、さらに生活に潤いを与えることができるでしょう。

  • 設備も充実(バリアフリー)
  • 住宅型有料老人ホームの施設は、ほとんどがバリアフリーとなっておりますので、高齢者が安心して暮らせるようになっています。

  • 施設数が多く入居しやすい
  • 住宅型有料老人ホームは、全国に約7,000施設ほどあります。有料老人ホーム全体の6割を占めており、比較的入居しやすい施設だといえます。また、施設数が多いことは選択肢が多いということですので、自分に合う施設が見つかる可能性が高いです。

  • 介護付有料老人ホームより安い利用料金
  • 住宅型有料老人ホームの基本的な料金に、介護サービスが含まれないため、介護付有料老人ホームに比べて利用料金が比較的低料金となります。

  • 外部委託利用で、介護サービスを受けることも可能
  • 介護サービスがありませんが、外部サービスを利用できますので、自分の状態に合わせて、デイサービスに通うなど介護サービスを組み合わせて利用することができます。また、介護サービスをあまり利用しない場合は、「介護付き」での定額制と違って、その分の費用を抑えることができます。

住宅型有料老人ホームのデメリットは?

住宅型有料老人ホームは、さまざまなメリットがある一方で、下記の4つのデメリットもあります。

  • 要介護度に応じて施設を移動
  • もし認知症になった場合などで重度の介護状態になると、介護サービスが必要になってきます。そのため、住宅型有料老人ホームには住み続けられず、施設内で適切なサービスを提供している介護施設に移動せざるを得なくなることも出てくるでしょう。

  • 初期費用が高い場合も
  • 住宅型有料老人ホームに入居するにあたっては初期費用が発生しますが、その金額は、施設により異なりますが、比較的高いところもあります。

  • 介護サービスの契約のわずらわしさ
  • 外部委託による介護サービスを受ける場合には、当然、各サービスを提供している業者と契約しないといけません。いろいろなサービスを利用しようとすると結果として、たくさんの業者との契約になりますので、その契約の管理や支払いなどが煩わしくなってしまう可能性があります。

  • 介護サービスの利用頻度や要介護度が高くなることで、結果的にかさむ費用
  • 外部委託による介護サービスなどは、基本の費用はそれほど高くはありませんが、介護度が高くなったりサービスを増やしたりすると、費用がかさんできます。また利用頻度によって月々の費用が安定しません。

住宅型有料老人ホーム説明のまとめ

住宅型有料老人ホームは、高齢者にとって住みやすい施設であることには間違いがなさそうですが、上述したように、さまざまなメリットもデメリットもあります。高齢者である自分が1人で暮らすことや、または、夫婦だけで暮らすことに対して不安をお持ちの方は、住宅型有料老人ホームの利用を検討してみてはいかがでしょうか。

日本全国の住宅型有料老人ホームは「みんなの介護」住宅型有料老人ホームの検索で探すことができます。

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